メッセージ

メッセージ

いやー、まいったまいった。

昨日の日記をアップしたことにより、主に日本の貧困層に目を向けた「感動しました!」的な感想メールがドコドコと来るとか、足長おじさんが寄付してくれるとか養子にしてくれるとかひどく楽観的な妄想を抱いていたのですが、そういったものが皆無。なんか札の折り方に焦点を当てたメールが多数寄せられました。さすが皆さん、血も涙もない。

昨日の日記中で、僕は「1000円札を2枚に見せる折り方を研究している」と記述し、

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こんな画像をアップしたのですが、それを受けてか、猛り狂う猛者というか少々頭が可哀想な人というか、そういった人々から多数の意見が寄せられました。

「僕は3倍に見せる折り方できますよ!」

「私は5倍!」

「お札で鶴が折れますよ」

最後のはひどく主旨から外れていますが、このままではそのうち「カラーコピーでお札を・・・」とか犯罪の匂いがプンプンすることを言い出す人が出かねない状況で、一人でヤキモキしておりました。

お札の折り方で有名なのは、人物像のところを女の子が授業中に書く手紙みたいにテクニカルに山折り谷折りすると、なんか笑ってる表情になるだとか、どうでもいいようなものが大量にあります。

他にもお札にまつわるエトセトラとして、旧5000円札の噂などが有名ではないでしょうか。裏面の湖面に映る富士山は富士山ではなくシナイ山だとか、5千円と表記された部分は菊が二つに分かれてて、その菊が重なるように折ると地球儀みたいな絵の日本列島がウンタラカンタラなどなど、謎めく噂もあれば、新1000円札の野口さんの髪型が凄いとか5000円札の樋口さんが怖いとか笑えるものまで。その存在自体がおぼろげな噂になりつつある2000円札まで様々です。

お札に関する噂だとか妙な話は絶えないのですが、これもまあ、お札の持つ意味不明な不気味さですとか、日常生活に根付いた身近さが根本にあるのではないでしょうか。お札ってのは、極度の財政危機に陥ってない限り手元に1枚はあるものです。おまけに模様が細かいですから眺めていると結構な暇潰しになります。こんな所に細かく「NIPPON GINKO」と書いてある!と感動することも往々にあります。

そんなこんなで、色々とお札に関するアレコレを調べていたのですが、その中でも特に凄いのがあったので紹介します。なんでも米ドル紙幣は9.11アメリカ同時多発テロを予言していた!というショッキングな内容なのですが、実際に問題の紙幣を入手して検証してみました。

話題になっているのが米20ドル紙幣なのですが、もちろん僕はメリケンの手先ではありませんから手元に米ドル紙幣があるはずもなく、郵便局で外貨両替をしてきました。年金の支給日か何かなのか、やけにお年寄りの方々が殺到していて30分くらい待たされました。隣のお婆さんなんて待ちすぎてプルプルしてた。為替レートが良く分からなかったのですが、20ドル手に入れるのに2437円かかったことを書き添えておきます。

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さてさて、この20ドル紙幣、まずは裏面のゴージャスな建物の面を半分に折るそうです。

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で、図のように折り曲げる。

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反対側も同じように折り曲げる。

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すると、この画像がペンタゴンに旅客機が突入した時の絵になるそうです。なんか煙が上がってるとこらしい。

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無理がありすぎる!というか、不謹慎すぎる!

おまけに裏面は、WTCに2機の旅客機が突っ込んだ時の絵になるそうです。

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無理がありすぎる!というか、不謹慎すぎる!

9.11テロの予言がなぜ20ドル紙幣かというと「9+11=20」だからとか、すごい思春期の乙女みたいな強引な思考が適用されているのですが、さすがにそれは無理がありすぎるというか不謹慎すぎる。

どうせブロードウェイあたりで20ドル札を眺めていたケビンあたりが考え付いたのでしょうが、これはさすがに無理がありすぎると言わざるを得ない。こういう話題はちょっと興味あるけど、さすがにこれはね。

おまけに、問題の20ドル紙幣、折り方を変えて、文字の部分に注目して下図のようにテクニカルに折ると、

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「OSAMA」

と、9.11テロの首謀者の名前が出るとかのおまけつき。さすがにそれは無理がありすぎる。無理やり折ってるじゃないか。「o」なんて数字のゼロじゃないか。B'zがでてきて(以下略)。これはもう、ケミストリーをバラエティ番組で使うくらい無理がありすぎる。そんなんだったら、この部分にある「THE UNITED STATES OF AMERICA」に使われている文字ならなんでもできてしまうじゃないか。

そんなのでいいならですね、僕だって日本の紙幣を使っていくらでもできますよ。

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新紙幣1000円札には日本の危機を回避するキーワードが隠されていた!

長引く不況。日本を取り巻く領土問題。拉致事件。少子化・高齢化社会。モラルハザードが引き起こす日常の危機。そして、多発する各種の詐欺。

日本の未来はマクロ的にもミクロ的にも何らかの脅威に晒されており、お先真っ暗と言わざるを得ない。こんなご時勢じゃ誰しもが希望を失うし、無気力な若者が増加するのも頷ける。

そんな真っ暗な未来を明るいものにし、誰しもが笑顔で生きられる方法を記したキーワードを発見した。昨年11月に発行された1000円札を入念に検証した我々はそこに未来を生き抜くヒントが隠されていることを発見し、驚愕するに至った。

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主にこの部分に着目し、テクニカルに折りたたんだ結果、驚愕のキーワードが浮かび上がった!

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TINPOKO

チンポコ。

なんと、頼もしくなるほどに堂々とした「チンポコ」の文字。Tの部分がちょっと苦しくてギリギリchopと言わざるを得ませんが、これは明らかにチンポコですよ。チンポコ。もっかい、チンポコ。

チンポコさえ出していればどんなに世相が暗かろうが大丈夫。デロリと出しておけばみんなハッピー。そんなメッセージが隠されていたのです。恐るべし、1000円札。

考えても見てください。もし日本が諸国に侵略されたとしても、国民がチンポコだしてるんですよ。そりゃあ、侵略する気も失せる。チンポコで性的パッションが刺激されて少子化問題もクリアでしょうし、たぶん景気も回復します。それよりなにより、皆が薄ら笑いでデロリとチンポコですよ、なんtなくハッピーな世の中じゃないですか。

なんで1000円札にこのメッセージがあるかっていうと、1000人くらいはチンポコ出してれば大丈夫、社会も明るいってことです。それを考えると、表面の野口さんのサイケデリックな髪型も、ポコッとしてるところがポコチン的と言わざるを得ない。これは偶然では片付けられませんよ。

1000円札に隠された未来を生き抜くヒントを目の当たりにし、我々調査団は明るい未来への道しるべを示されたような、清々しい気分になったのでした。

お金で遊ぶとバチがあたるってウチのお婆ちゃんが言ってました。

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