Numeriキャラバン2004 Round4

Numeriキャラバン2004
Round4

Numeri本「ぬめり」の誤字脱字はわざと、計算しつくして仕掛けられた間違い探しみたいなものだ。全部見つけると幸せになれるみたいだぜ。と言ってはばからないpatoですが、今日も元気に行商の旅です。連日連夜の飲み会で肝臓が痛くなってきた。そんなこんなで4日目行ってみましょうー。

破竹ネットの乾さんは、僕が寝ている間に始発で鳥栖に帰られたようでした。うん、目が覚めたらいなかった。そんなこんなでお世話になったチンコカップさんともお別れし、またもや一人で車を走らせます。目指すは火の国熊本。

長崎から島原へ。サッカーで有名な国見とか通りました。海が綺麗だった。で、島原から有明フェリーに乗って熊本県は長洲とかいう、パワーホールが鳴り響きそうな場所を目指します。

いやな、ホント、フェリーとか最高だよな。だって、車の運転をしなくても熊本まで運んでくれるんだぜ。熊本に到着するまでの一時間、寝たりとか出来るんだぜ。

そんなこんなで動き出したフェリー。あまりの楽さに上機嫌だった僕は、甲板に出てフェリーの作業員みたいな人に話しかけたのでした。

「いやー綺麗な海っすねー、あっちにみえる陸地は何ですか?」

「あれは佐賀だよ」

ここまではのどかな旅の風景と言うか、旅先でのふれあいというか、そういった和やかなものなのですが、ここからが凄かった。

「わたしゃ昔佐賀に住んでてねー・・・」

もう喋る喋る。フェリー作業員のオッサン、とにかく爆裂佐賀トーク。あんた、作業とかしなくていいのかい?とこっちが心配するほど喋ってました。結局、話しかけた手前、こちらからトークを遮ることなどできず、ただただオッサンの佐賀メモリーを聞かされました。うん、熊本に到着するまで一時間ずっと。寝れる!とか喜んでたのに、一睡も出来なかった。

ということで熊本に到着、集合場所が罠かと思うほどに標高が高い場所で、辿り着くまでに体力の大半を削りとられていました。死ぬる死ぬる。そんなこんなで


4-1熊本市
参加人数:20人
売上冊数:26冊
ぬめりべ長者
タバコケース→果物のブランデー
チンコカップ→清明グッズ
備考
熊本から鹿児島まで三時間かかると聞いて驚愕しました。そう考えると、7時に鹿児島に行くってのかなり無謀です。一時間ぐらいで行けると思ってたのになー。佐賀からその場で焼いて配布していたNumeriCDですが、CD-Rドライブが火を噴いて天に召されたために配布終了。もうあきません。素敵な差し入れの品やお守りなど、ありがたい品を沢山頂きました。ちなみに、人だかりを不審に思った一般人カップルが近づいてきたのですが、僕らを見て脱兎のごとく逃げてたのが印象的でした。時間さえあればボウリング対決とかしたかったのですが、ホントすいません。日程の段階で無理がありました。


さてさて、急いで移動するのですが、もはや鹿児島は遅刻確実。どうせなら遅刻ついでだ!と開き直ってしまいました。次の集合場所にはスーツで行こうと考えた僕、よくわかんないんですけど、鹿児島に到着した瞬間に5万円もするスーツを購入してました。そろそろ金を使っておかないとヤバイですからな。ぬめり本50冊分がスーツに消えました。

裾直しに1時間かかると言われたのが7時半。ちなみにその店の営業時間は8時まで。必然的に次の日にスーツを取りに行くことを余儀なくされました。クソッ。

しかも、ホテルを予約したのに場所が分からないわ、チェックインしようとしたらフロントに誰もいないわ、30分後にフロントの人が帰ってきてチェックインした時点で大幅に遅刻してました。そんなこんなで、


4-2鹿児島市
参加人数:16人
売上冊数:19冊
ぬめりべ長者
果物のブランデー→風俗の割引券
晴明グッズ→韓国のテレカ
備考
大遅刻にも関わらず多くの人が集合場所に。車のディーラーさんがおられまして、僕がジョークで「誰か車買われる方いますか?」と言ったら、荒武者のごとく手を上げるサムライが一人。会社経営をしておられる社長さんでした。その場で名刺交換とかして商談がまとまりそうな雰囲気でした。ちなみに僕も次の日にディーラーに行く約束をしたのですが、普通に場所が分かりませんでした。その後の飲み会参加は6人。全員男性で、正直オッパイを揉みしだく店とかに行こうと思ったのですが、普通に酒も食い物も美味い店に行きました。ありゃ美味かった。飲みなれぬ焼酎を飲んだためかグロッキー。帰るころには死んでました。いやはや、男子クラスみたいで楽しい飲み会でした。


皆さんと別れ、ホテルへと向かう帰りのタクシーでの出来事。運転手さんとの会話で

「いやー、思ってたより鹿児島は寒いですね」

「今日は特に寒いですね。この間なんか雪降ったんですよ」

「そりゃあ、すごいですなー」

「でも、鹿児島の場合は雪より火山灰ですよ」

「へー、僕は広島から来たんですけど、火山灰は経験ないなー」

「お仕事で来られたんですか?」

「いやいや、本を売って旅してるんですよー、一冊買います?」

「そうですね、せっかくですから買います」

そんなこんなで


4-3鹿児島市タクシーの中
参加人数:1人
売上冊数:1冊
備考
運転手さんから受け取った金でタクシー代払った。


2/25のまとめ
売上冊数:46冊
収入:46000円
支出:7万円(食事代、高速代、燃料費、コーラ、フェリー代、スーツ代、タクシー代)
所持金:5万2千円

累計売上冊数:212冊

宮崎編につづく

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