Numeriキャラバン2004 Round3

Numeriキャラバン2004
Round3

さてさて、世捨て人のごとく全国を練り歩き、尻を拭く紙にもなりゃしないカスのような本を売り歩くNumeriキャラバンですが、いよいよ3日目です。全国で皆を騙して本を買わせている僕、全国を股にかける詐欺師のような気分です。

ということで、張り切って三日目の旅をスタートさせたかったのですが、いきなり寝坊という未曾有の展開から始まりました。9時に起きて鳥栖市に向かう予定だったのに、思いっきり10時まで寝ていました。せっかく高級ホテルに宿泊したと言うのに、携帯電話で売り上げ報告の更新をしたまま床で寝るという体たらくぶり。リーガロイヤルホテルの床で寝たのは僕くらいのものです。

そんなこんなで、文字通り飛び出るようにホテルをチェックアウト。爆走しながら3日目開催地である鳥栖市を目指しました。途中、右に曲がれば鳥栖方面、左に曲がれば広島方面という分岐にさしかかり、左に曲がって家に帰りたくなりましたが、なんとか自分を奮い立たせて右に曲がりました。

鳥栖市に到着、寝坊したというのに、なんとか時間通りに到着しました。人間やればできる。町の中心部である鳥栖駅前に誇らしげにそびえ立つサッカースタジアム、どっからどうみても赤字経営としか思えません。しかも、異様に殺風景で人通りもなし、たまに農作業の軽トラが来るくらいでした。

こりゃ、ついに来訪者ゼロもいけるかな。それはそれでアツイ

などと考えながらスタジアム周辺をぬめり本を持って歩いておりましたところ、一台のパワフルなパジェロが止まり

「その本、どこで売ってるのー!」

と、真っ当な日常生活では考えられない挨拶をしてくださいました。「あ、僕が売ってます」としか答えられなかった。その後は、「駅方面のほうが分かりやすい」というアドバイスを受け、駅方面へ移動。何人かの参加者さんをゲットしました。


3-1鳥栖市
参加人数:5人
売上冊数:7冊
ぬめりべ長者  聴診器→ハロプロオルゴール3個セット
ガンダムライター→サッカーボール
備考
ハローワークが隣にあったためか、無職率高し。みんなでジャスコに行ってそば食った。どんなオフ会やねん。道行く女子高生のスカートが異常に短いのを発見し、参加者一同大興奮、君らは男子校か。「鳥栖市名物は女子高生だ!やばい!アツイ!間違いない!」とか破竹ネットというサイトの乾さんが叫んでいました。ここから新たな旅の仲間として破竹ネットの乾さんが合流。一緒に長崎を目指す事になりました。鳥栖はルイーダの酒場なんかな。
乾さんの自宅に寄り、そこから佐賀に向けて一般道を爆走。ここまでの道中はずっと独りで移動(途中、半分やくざと白熱のカーチェイスがあったものの)。ずっと寂しかったのか、乾さんが合流したとたんに鬼のような勢いで喋ってました。初対面だというのに、「見た目女子高生、でも実年齢は21歳がベスト」などとマニヤックな好みの話になってました。乾さんが言ってました。


佐賀市に入ると、二人であれこれ道に迷いながら待ち合せであるジャスコを探します。目的のジャスコを見つけたのですが、映画館はあるわ、モデルルームはあるわ、デカイわ、駐車場は東京ドームより広いわで圧倒されました。なんか、キングダムの名にふさわしいジャスコだった。

その近くに車を停めたからという理由で、意味不明にカート置き場を待ち合わせ場所として携帯メモにアップし、二人で参加者の到来を待っていると、明らかに爽やかな、ビバリーヒルズ青春白書に出てきそうな大学生集団が話しかけてくれました。ここでも参加者ゲットです。


3-2佐賀市(大和町)
参加人数:10人
売上冊数:12冊
ぬめりべ長者
ハロプロオルゴール3個セット→タイの派手な帽子
サッカーボール
備考
タイの派手な帽子をかぶってジャスコ内を闊歩する僕。ぬめりべアイテムは身につけねばならない、というルールなので仕方ありません。地元のヤンキーとかすげえ睨んでた。佐賀はマジでヤンキーがもてる。で、行き場を失った僕らは近くにあったモデルルームに入るという暴挙に。モデルルームを管理しているおばちゃんちょっとキレ気味。モデルルーム内でパソコンを発見するや否や、必死でネットに接続しようとするジャンキーが続出してました。ついにここでNumeriCDの在庫なくなりました。その後はその場で焼きながら配布するスタイルに変更しました。その後はゲーセン行ったり、タコヤキ食ったり、まったりとした時間を過ごしました。佐賀参加の皆さんありがとう!
佐賀から高速道路に乗って長崎に向かう途中、仙人が修行してそうな形の山とか見つけちゃって、僕と乾さんは車内で大騒ぎ。その他にもテキストサイトの今後とか、マニヤックな性癖の話とかしてました。途中、乾さんが窓を開けたら閉まらなくなるというハプニングがあり、高速走行でボボボボボボと大量の風圧を浴びて泣きそうになってました。そんなこんなで長崎に到着。坂の多い、夜景の綺麗な町でございました。


集合場所には微塵も参加者さんっぽい人がいなくて、変な帽子をかぶった僕とぬめり本を持った乾さんが立っているという、ある意味ポンコツ娼婦みたいな状態だったのですが、なんとか数名の参加者さんと合流。

「あの今風の綺麗な女の人は参加者じゃないっすかね」

「まさか!そんなわけない!」

そういった会話があったのですが、綺麗なお姉さんは本当に参加者さんでした。この旅で一番ビックリしたな、あれは。


3-3長崎市
参加人数:16人
売上冊数:17冊
ぬめりべ長者
タイの派手な帽子→タバコケース
サッカーボール→豹柄マフラー→チンコカップ
備考
綺麗なお姉さんとマフラーを交換。帽子はナイスガイな人とタバコケースと交換。その後、空手家の方が急所を守るファールカップ、俗に言うチンコカップをプレゼントとして持ってきましたが、その品物が少々湿っており、あまりに生々しかったため、所持するのを断固拒否。急遽マフラーを僕へのプレゼントにし、チンコカップを熊本へのぬめりべアイテムに採用しました。これで所持するのは熊本まででいい。その後の飲み会は男子校のようなテンションで盛り上がり、チンコカップを持ってきたチンコカップさん(極心空手初段)が大ハッスル。大車輪の活躍でした。しかも、飲み会後に方々のホテルで宿泊拒否されてしまいました。それを知ったチンコカップさんの「ウチ来てくださいよー、ネットもサイト更新もできますよー」という甘い言葉に誘われて、そのままチンコカップさんの家に宿泊。そこからサイト更新をしようとした僕だけど、チンコカップさんの家は電話を止められており、更新不可能ネット不可能。なんやねん。いや、電話止められるとかありえないよね。ちなみに、数人でチンコカップさんの家に行ったのだけど、僕だけ家に上がる前に風呂場で足を洗わされたのは差別だと思った。


2/24のまとめ
売上冊数:36冊
収入:36000円
支出:1万円(食事代、高速代、燃料費、コーラ)
所持金:7万6千円

累計売上冊数:166冊

ということで、熊本鹿児島編に続きます。

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