自販機カップル

はい、良い子の皆さんこんにちわ。最近では日記がかなり長文傾向なのですが大丈夫ですか？書く僕のほうは大丈夫なのですけど、「うわっ、ながっ！」とか思われて読まれなかったら淋しいものです。

さあ、今日も特に特筆すべきネタがなかったので、思い出話でお茶を濁そうかと思ったのですが、先ほど自販機までジュースを買いに行ったらネタに遭遇しましたのでそれを書きたいと思います。思い出話はまた次回に。

さて、先ほど近所の自販機までコーラを買いに行ったんです。そしたら先客がいるんですよ。ええ、風呂上りのカップルでした。こいつら間違いなく同棲してやがります。こういっちゃ失礼なのは分かってるのですが、女性は田村亮子似の美女でした。男性の方も鈴木宗男を若くしたような感じの男前。まあ、人間なんて所詮同レベル程度の恋愛対象に落ち着くものです。

しかもこのカップル達、自販機の前でイチャイチャしてるんです。僕が後ろで並んで待ってるのにですよ。

ブサ○クカップルほど公衆の面前でイチャイチャする

ワタクシ、この法則は間違いなく正しいと自負しております。美女と色男のカップルはさほど街中でイチャイチャしないのですが、どうしてブサイクカップルはイチャイチャするのでしょうか。僕が羨ましがるとでも思っているのでしょか。まったくもって腹立たしい、目の毒ですよ目の毒。

おっと、いささか興奮しすぎてしまいました。話を田村と宗男カップルに戻しますが、コイツらは「どのジュースを買うか」ということについて延々といちゃついてるのです。以下コイツらの会話と僕の心の声をお楽しみください

女「ねー、かな子何飲んだらいい？」（終始甘ったるい喋り方）
男「知らないよー、かな子が決めろよ」
俺（うぜぇな、さっさと決めやがれよ）

女「えっとね・・・・温かい飲み物がいいなぁ」
男「じゃあ汁粉とかどうだ？」
女「いやーーん、汁粉なんか飲みたくないー」
俺（うぜぇ・・・温かいザーメンでも飲んでろブスが）

女「冷たいのでもいいかなぁ」
男「コーラとか？」
女「やーだー、コーラってオタクの飲み物だよー」
俺（え！？コーラってオタクの飲み物なの！？俺今からコーラ買おうかと思ってるんだけど・・・オタクなの・・・俺ってば！？）

女「やっぱねーー、かな子温かいお茶がいいなぁー、よし君押してー」
男「かな子は甘えん坊だなー」
俺（ころっ・・殺す、殺してやるー）

ボタンを押そうとするよし君、イジワルでそれを妨害するかな子。キャッキャキャッキャと楽しそうです。まさしくクンズホグレツ。その場で駅弁ハメ撮りしかねない勢いでした。その後ろで涙目で120円握り締め佇む僕。泣きそうでした

コーラが買いたかっただけなのに、コーラが買いたかっただけなのに・・・。どうして僕はこんな仕打ちをうけなくてはいけないのですか？愛するコーラまでもオタクの飲み物と馬鹿にされるし・・・。

このブサイクカップルめ！お前らなんか死んでしまえ。恨んでやる。一生恨んでやる。

僕の気迫が通じたのか、僕の恨みのこもった熱視線に気付いたのか、かな子が急にイチャイチャをやめヨシ君を制します。うんうん、やっと待ってる人の迷惑になるって気付いてくれたんだな、誰にだって間違いはある、次からは気をつけてな。ほら、さっさとジュース買って帰りになさい、家に帰ってからイチャイチャすればいいじゃないか。

女「ちょっと、ヨシ君。後ろにいる人目つきが怖い、私って狙われてる？」
男「かな子はカワイイからなぁ、危ないから早くジュース買って帰ろう」

殺し決定。殺した上に頭の皮剥いでやる。と殺意を増していました。早く去れ、じゃないと本当に殺してしまいそうだ。

その気配を感じてか、カップル達は「温かい爽健美茶」を買うことに決め、そそくさとボタンを押しました。

ウイィーン、ガチャン

出てきたジュースをヨシ君が取り出しました。

「なんじゃ、こりゃ？」

ヨシ君のすっとんきょうな声が聞こえてきました。見ると、「温かい爽健美茶」を押したはずなのに、「温かいコーラ」が出てきていました。きっと販売機に補充する人が入れ間違えたのでしょう。

「えーー、なんなのーこれってー」

ショックが隠せないかな子とヨシ君。僕は笑いを堪えることができずにその場で大笑いしてしまいました。だって、「オタクの飲み物」ってバカにしたたコーラが意図せず出てきたんですよ、しかもホットで。これはブサイクイチャイチャカップルに不愉快な気分にされた僕を、コーラの神様が可哀想に思って天罰を下したとしか考えられません。

ビバ、コーラ

ざまあみろ、田村＆宗男カップルめ。

腹立たしいカップルに天罰が下り、すっきりしたはずなのに、なんだか寂しく悲しかったのはどうしてでしょうか・・・。半泣きで家路へとつきました。

星空が綺麗でした。