久々にAVの話などを・・・

久々にAVの話などを・・・

今日はタイトルどおり久々にAV関連の話題を一つ。しかしまあ、今更なんですがAVってのは多種多様な世界で御座いまして、多くの側面を持っているわけなんです。完全にユーザー本位の世界ですから様々なニーズにこたえてあらゆる嗜好に合わせた作品を作っていく必要があるわけなんです。

最近といわず、以前からロリ路線エロビデオに対するニーズは非常に高く、多くの作品が制作されているわけなんですが、少数派を無視するわけにはいきません。

たとえば、かなり希少な性癖であると勝手に解釈しているのですが、スカトロ物やSM物などの中級にマニアックな分野や、妊婦物や生理中の女性物、獣姦物なんていう誰が借りるんだか分からない分野までカバーされています。もちろん田代容疑者のような嗜好のかた向けに覗き物なんていうジャンルも当然存在します。

これらの分野は数に違いはあれど、望んでいるユーザーが存在するという共通点があります。しかし、一つだけ私には理解できない分野が存在するのです。

素人参加者ビデオ

このジャンルだけは理解できない。本当に望んでいるユーザーはいるのですか。あ、もちろん素人といっても女性が素人なんじゃありませんよ。それだったら萌えます。男優の方が素人なのです。

有名女優とやりたい、と応募してきた熱狂的ファンである一般ユーザーを集めて、実物の女優を前にして自慰行為をさせたり、本番をさせたりする内容なのですが、まったくもって見ていて楽しくありません。

そりゃあ、素人男優にとっちゃ楽しいかもしれませんよ。いつも息子を握りながら見ているブラウン管の向こうのあの娘と実際にプレイできるのです。しかも女優のテクが味わえるのです。ええ、最高でしょう。

でもね見てる方にとってはつまらないの。素人男優のテクニックなどたかが知れてますし、しかも素人なもんでカメラを前に緊張して自分も息子も縮こまっちゃったりするんです。女優もそんな貧弱なテクじゃあ本気にならないっての。見るだけ時間の無駄ですよ。

そういうこともあってか、僕はこういった「○○○子としてみませんか?」系の素人参加型エロビデオは借りないようにしていたんですが、

この間ついにこのジャンルに手を出してしまったのです。神様お許しください、仕方なかったんです。

いやね、僕が最も贔屓にしているエロビデオ専門レンタル店に行った時のことですがね、このビデオ屋はかなり小さく弱小なんです。未だにバーコード処理も導入してなくて、伝票とかも全部手書きなのですが、エロビデオの品揃えだけはピカイチなのです。品揃えに釣られて通っているうちに店長と仲良くなって、いつのまにか僕は常連になってしまってたんです。ココの店長はエロビデオにかなり詳しくて、本当に心からエロビデオを愛しているような素敵な人なんです、僕の師匠なんです。

その師匠が、「とりあえずコレを借りてみろ」って薦めてきたビデオが前述の素人男優参加型ビデオだったんです。最初は「こんなもん借りるかよ!」と思いましたが、師匠が薦めるビデオなんです。ハズレのわけがありません。そこで半信半疑ながらも借りて帰ったのです。

早速、家に帰って借りてきたビデオを再生する僕。そして食い入るように見ます。

・・・

・・・

・・・

・・・つまらない。

いやね、本当にオーバーに言ってるんじゃなくてマジでつまらないんです。どう贔屓目に見ても駄作なんですよ。

次々に出てくる素人男優達。どいつもこいつも冴えない面してやがるんです。女優もあまり好きな女優でなかったですし、予想通り緊張して立たないやつとかでてくるし、ホントつまらないんです。こんなビデオを薦めるなんて店長もモウロクしたなぁなどと思い、ビデオを止めようとした時でした。

見覚えある男が一般素人として登場してきたのです。

・・・・・店長!?

なんと、店長が素人として登場してきたのです。さっきまでビデオ屋で僕と談笑していた男がエロビデオに出演しているのです。エロヅラひっさげて。うわっ!もう裸になってるし・・。

もうパニックですよ。どうして店長がこのビデオに!?応募したの!?ワザワザ若い衆に混じってAV女優と絡んできたの?(基本的に参加素人は若者が多い)どうして?コレを自慢したくて僕に勧めたの?頭は大丈夫?

様々な想いが交錯します。その間にも画面の中の店長は女優と絡みだします。さすが中年だけあってテクニックはなかなかのもの、多少粘着な責め方にも見えますが、女優も感じている様子。やるじゃん、さすが俺の師匠。

そしていよいよ本番へ。頑張れ店長!憧れのAV女優とできるんだぞ!

しかし店長、緊張して立ちませんでした。このヘタレめ。

その1週間後、ビデオを返却しに店長に会いに行ったのですが、店長がニヤニヤ笑いながら「どうっだった?」とか聞いてくるんです。僕が「AV女優と絡めて羨ましいなぁ」と言うのを待ってるかのような素振りでした。冗談じゃありません。

「全然楽しめませんでした、このヘタレめ!」

と言い残し、僕は他のエロビデオを物色しに行ったのでした。僕が師匠の手を離れ独り立ちできた瞬間です。

これからは師弟関係ではなく、良きライバルとして店長と接していきたいと思います。

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