FOLK SONGS

FOLK SONGS

ご意見ありがとうございます。使い分けておりませんし、使い分けるほど文章上手ではありません。実は、NUMERIを管理しているpatoは二人いまして、その辺で違いが表れているのではないかと思います(嘘)。
みなさん こんにちわ、今日は狂ってる方のpatoで御座います。

しかしアレですね、多少話題遅れの感はあるのですが、本日遂に財政難のために買えなかったCDを購入いたしました。

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市井沙耶香with中澤裕子[FOLK SONGS]

待ちに待った市井の復帰CDを購入いたしました。財政難で発売後すぐに購入できなかったことを心苦しく思います。何?CD買わなくてもWinMXでダウンロードしてCD-Rに焼けばいいじゃないかって?
黙れ、この非国民が。そんなことして何になる?俺はな、そんなこと絶対に許さないぞ。好きなCDは金を出して買え。俺が市井のために出した3059円(税抜2913円)はな、微々たる金かもしれない、途中で9.5割は事務所やプロデューサーに搾取されるだろう。でもな、俺の出した金のほんの一部が市井のお小遣いになる。そう考えると素晴らしいじゃないか。

俺の出した金でリップクリームを買う市井
俺の出した金で美容院に行く市井
俺の出した金で服を買う市井
俺の出した金で下着を買う市井

最高じゃないか。もう一度だけ言う。好きなCDは金を出して買え。というわけで、今日は話題遅れだろうとなんだろうと、面白くなかろうと今日はこのCDのレビューをやります。我慢して読んで下さい。


1.この広い野原いっぱい
vocal 市井沙耶香
Chourus 中澤裕子
Chourus 飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希(fromモーニング娘。)

1967年の森山良子のデビュー曲のカバーだ。なんとも透明感のある市井の声が気持ちよい。復活CDの第一曲目にふさわしい内容だといえる。なんといってもコーラスメンバーに注目して欲しい。石黒脱退後の「恋のダンスサイト」時のメンバーと同じである。賛否両論あるが最もモー娘。が勢いに乗っていた時期でもある。現在のグループ自体のロリコン化路線を危惧し、「昔は良かった」などと嘆いている人は是非とも聞くべきだ。この曲にはあの時代のモー娘。が確かに存在する。


2.恋人もいないのに
vocal 市井沙耶香&中澤裕子


1971年に放たれたフォーク界のアイドル「シモンズ」のデビュー曲のカバー。市井と中澤の声が見事にマッチしており、すんなりと耳に入ってくる。後半部の「ラララ〜」の部分では歌が唄えることの喜びが前面に出てくるぐらいの喜びが伝わってくる。1,2曲目共にキーワードは「花束」。さらにどちらもデビュー曲として発表された曲である。「再デビューおめでとう。おかえりなさい」、と祝福する選曲なのだ。


3.秋でもないのに
vocal 中澤裕子
Chourus 市井沙耶香
Chourus 飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希(fromモーニング娘。)

1970年の本田路津子のデビュー作のカバー。ボーカルは中澤である。彼女が歌うと何でも演歌に聞こえてしまうから不思議だ。コーラスの後藤真希の声がやや目立つかな。


4.あの日に帰りたい
vocal&Chourus 市井沙耶香

1曲目は昔のメンバーと唄い、2曲目で中澤と唄う、そして4曲目で初めてソロで唄う。この段階的な独り立ちが、完全に仲間から離れ1人でやっていこうとする市井の決意を垣間見るようで良い。曲は荒井由美のカバー。モー娘。卒業後の休業中は華々しく活躍するメンバーたちをテレビで見て、羨ましいと思った市井だが、今もその気持ちはあるかもしれない「あの日に帰りたい」と願う気持ちが。そういった意味では深い選曲であるが、実際に聞いてみると、過去のことを振り返りつつも今を生きるという、すこし弱さを垣間見せつつも強く生きていこうという決意が感じられる。聞きながらなんとも寂しい気持ちになってしまった。


5.待つわ
vocal 市井沙耶香&中澤裕子

モーニング娘。時代は感じなかったが、市井には歌唱力がある。休業中に何があったか知らないが、歌に感情をこめるのが上手になったような気がする。特にこの曲は顕著で、完全に「待つ女」になりきって唄っているように思える。数多く聞いてきた「まつわ」の中でも一番聞き応えがある。


6.花と小父さん
vocal 市井沙耶香
vocal 杉田二郎

ウチの母親がファンだった杉田二郎さんと唄っている。もう何度も思ってるのだが、こんなにシッカリした声で歌う市井なんて娘。時代に記憶がない。歌唱力が凄く上がってるように思う。今までこの曲のことを知らなかったが、いい曲だな。歌詞も深い。


7.ふるさと
vocal 市井沙耶香&中澤裕子

この「ふるさと」の市井バージョンが聞きたくてコレを買ったようなもんだ。これ一曲だけしか入ってなくても私は買っただろう。安倍ファンには悪いが、安倍バージョンより数段いい。それだけだ、とにかく買って聞いてみるべし。


8.かもめはかもめ
vocal 中澤裕子

研ナオコのカバー。中澤1人で唄っている。


9.或る日突然
vocal 市井沙耶香
vocal ばんばひろふみ

今度は、ばんばひろふみと唄っているようだ。本職のフォークシンガーと一緒に唄うのに物怖じしない市井。それどころか引っ張られて強く唄っているようで、なんとも頼もしい感じがする。強くなったものだ。いや、ホントに立派になったな。力強くて透明感のある声が新たな魅力だと気がついたぞ。


10.終止符
vocal 市井沙耶香&中澤裕子
Harmony vocal 堀内孝雄

ついに登場。堀内孝雄。ウチのかーちゃんが大ファンだったな。いつか出てくると思ったけがな。堀内のコーラスがなんとも気持ち悪い。それだけだ。何度も言う、とにかく堀内のコーラスがエロオヤジみたいで気持ち悪い。


11.なごり雪
vocal 市井沙耶香

これもまた声のイメージが違う。市井は本当に曲によって使い分ける術を手に入れたようだ。唄い方がイルカみたいだ。ってかイルカが唄ってるかと思った。少し高音部の唄い方が気になった。もともと、あまり好きな曲ではないので感想はこれぐらい。


12.時には母のない子のように
vocal 中澤裕子

なんか悲しい気分になってきた。無機質に唄う中澤が怖い。それだけ


13.あ〜よかった
vocal 市井沙耶香&中澤裕子

花*花の曲です。比較最近の曲だ。どうもパート割もオリジナルどおりのようだな。というわけで、オリジナルとの勝敗という面で見てみるわけだが、歌唱力的には若干オリジナルが勝ちだな。でも、市井&中澤も負けてない。なかなかいい仕上がりだし、ビジュアル面も考慮して総合的に勝敗を判定すると、

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市井&中澤の勝ち。


14.白い色は恋人の色
vocal 市井沙耶香&中澤裕子

ベッツィ&クリスのカバー曲だな。ちと中澤の声が押し気味、邪魔だ。市井の声が聞こえないぞ。リズミカルな曲調でありながら切ない気分にさせられる、そんな歌なのだが、あまり切なさが感じられない、その辺が不満。


15.サルビアの花
vocal 市井沙耶香

もとまろのヒット作のカバーだな。本当にこの曲は綺麗な曲だと思う。でもなぜか市井は、曲数が増すごとに最初あった声の透明感がなくなってきている、好きな曲だけに不満だ。もう少し透明感を出した声で唄って欲しかったかな。


16.翼をください
vocal 市井沙耶香
Chourus 中澤裕子
Chourus 飯田圭織、安倍なつみ、保田圭、矢口真里、後藤真希(fromモーニング娘。)

すばっ・・・すばっ・・・素晴らしすぎる!市井も最高、曲も最高、コーラスも最高。とにかくウダウダ言ってないで買って聞け。CDの締めくくりにふさわしい、感動した

総評:素晴らしいアルバムでした。全曲がカバー曲であるといってもオリジナルとは違った表現が含まれているようにさえ感じました。市井は、モーニング娘。脱退時にシンカーソングライターになると言い、ある意味脱アイドル宣言をしたわけですが、僕は復帰してきてもアイドルのままではないかと心配していました。でも、少しはアーティストを意識して帰ってきてくれたようで嬉しく思いました。間違いなく僕の中での2001年最優秀アルバムです。みなさん、ほんとにほんとに買いですよ。グレーのアルバム買ってる場合じゃありませんよ。


本日は本当にただのレビューで終わってしまって申し訳ない。ってかいつもの日記の3倍疲れた。明日からは通常どおり日記を書きたいと思います。

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