恋はランバダ

恋はランバダ

1988年。世は正に空前の「ランバダブーム」でした。

ラテンのリズムに乗せて腰を密着させながら男女が踊る。街のあちこちからランバダミュージックが流れ、粋な紳士もすました熟女も街角で踊り始める。そんな時代でした。

そのころ、私はといいますと、まだまだ子供といえるような年齢でしてたが、生意気にもギターに夢中でした。初めは流行歌などをコピーするのに楽しみを見出していたのですが、そのうちオリジナルの曲を作ることに専念しだしました。
とは言ったものの、やはりそこは子供に毛が生えた程度のギター覚えたての少年です。
たいした事はない稚拙な歌でした。

このたび、この当時私が作った歌の歌詞を記したノートが発見されましたので、少し皆様に紹介しようと思いました。
どんな曲をつけたかはまったく記録に残ってなく、覚えてもいないのでわかりませんが、アップテンポの曲だったように思います。それでは歌詞だけ見てみましょう。曲は「恋はランバダ」。
ラブソングだと思います。

[恋はランバダ] 作詞/作曲 若き日のpato

熱く照りつける太陽 君の笑顔ほどマブシイ
そんな君のラヴビーム サングラスで遮るほどヤボじゃないぜ

許せねえやつは殴り倒せばいい
好きな奴なら抱いてしまえばいい
我慢して生きてたって 何の意味があるっていうんだ?

カモン カモン
アイツのドコがいいんだい?
俺のほうがイカスぜ 黙って俺について来い
渚のパラダイス探しにいこうよ

恋はランバダ 君はランバダ 夜はランバダ        ←たぶんサビです
甘く切ない抱擁くりかえせば たちまち俺はメロメロさ
恋はランバダ 君はランバダ 夜はランバダ
優しい言葉だけじゃ 伝わらないことだってあるんだ

ベイビーイェイ!

厳しく吹きつける北風は 冷たく君の視線みたい     ←たぶん二番です
そんなものは欲しくない 熱視線を焦がすほどに飛ばせよ

いろいろな愛情の形が欲しくて
何を求め町をさまよったのだろう
求めつづけて生きていたって 楽しいことはありゃしないんだろ?

カモン カモン
アイツを殴っていいのかい?
俺のほうが強いぜ 俺にひれふしろ
最強の男を決めようぜ
恋はランバダ 君はランバダ 夜はランバダ        ←たぶんサビです
激しい戦い たどり着くもの全て
恋はランバダ 君はランバダ 夜はランバダ
本気でやりあった奴はみんな友達なんだ
オー!イエス!

アホです。バカです。
公開したことを後悔しはじめました。完全にロジックが崩壊しています。
突っ込みどころ満載なのですが、ゆっくりと突っ込んでみましょう。

一番の歌詞はまあ許すとしましょう。おかしなところは多々ありますが・・・。

問題は二番です。
甘いラブソングだったはずなのに、なぜか二番では戦う男のテーマになってます。
二番の出だしの

厳しく吹きつける北風は 冷たく君の視線みたい

嫌われてるんじゃん・・・。と思ったのは僕だけではないはずです。 

カモン カモン
アイツを殴っていいのかい?
俺のほうが強いぜ 俺にひれふしろ
最強の男を決めようぜ

完全に歌の趣旨が変わってます

そうなると

恋はランバダ 君はランバダ 夜はランバダ

もはやこのフレーズは意味がありません

本気でやりあった奴はみんな友達なんだ  

最後には仲直り、めでたしめでたし

とまあ、今日は赤面ものの日記だったのですが、実はこの歌詞シリーズはまだまだありまして・・・
好評だったらまたやりたいと思います。

誰かこの歌に曲をつけてください

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2001年 抜粋テキスト TOP inserted by FC2 system